縄文時代の人々の心 The hearts of the Jomon people
訪れた三内丸山遺跡は、縄文時代前期から中期にわたり、およそ1700年にわたり人々が暮らしていたと考えられている。 縄文時代全体で言えば、紀元前13000年から紀元前400年ごろまで続いた、と言われている。 12000年という歴史の尺度は、現代からはおよそ想像がつき難い。 縄文時代が終わってから、現在まで2500年ほどしか経っていないが、その期間の中で私たちが知っている歴史上のほとんどの事件が起こっている。 縄文時代の中でも、当初は集落の集まりだったものが、やがて共同の祭祀場や墓地を持つようになった、という変化はあったのだろう。 それでも、狩猟や採取など行っていた人々の暮らしは、それほど大きな変化はなかったのではないか。 自分が幼い頃も、父親の頃も、祖父の頃も、その前も、ずっと同じ暮らしが続いていた。 世代ごとに、周囲の状況や、自分の暮らしが変わっていく現代人とは、まるで違った時間の意識を、縄文時代の人々は持っていたに違いない。 考古学や歴史の研究は、今後も進んでいき、新たな発見や研究も行われていくだろう。 しかし当時の人々の、心の中の世界については、時間に追われる現代人には、理解することはできないのかもしれない。 The Sannai-Maruyama archaeological site, which I visited, is believed to have been inhabited by people for approximately 1700 years, from the early to middle Jomon period. The Jomon period as a whole is said to have lasted from around 13,000 BC to 400 BC. A historical scale of 12,000 years is almost unimaginable from a modern perspective. Only about 2500 years have passed since the end of the Jomon period, but most of the historical events we know about occurred within that period...